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【徹底比較】バイヤーとマーチャンダイザーの違い

悩んでいる人
・バイヤーとマーチャンダイザーの違いがよく分からないな。

・実際に仕事している人から詳しく教えてほしいな。

そんなお悩みにお答えします。

 

✅本記事の内容

・バイヤーとマーチャンダイザーの違い

・大変さ、スキル、年収の比較

 

バイヤーとマーチャンダイザーの仕事は重なる部分もあり、明確な違いがよく分からないことが多いです。

しかし、この記事を読んでいただければ違いがハッキリと理解できるようになります。

なぜ説明できるかというと、

僕は東証一部上場スーパーマーケットでバイヤーを経験し、現在現役のマーチャンダイザーをやっているからです。

この記事では2つの違いを比較表を使い具体的に紹介していきます。

記事を読み終えると、あなたは仕事内容の違いを他の人にもシンプルに説明できるレベルになっています。

それでは、早速いきましょう。

 

バイヤーとマーチャンダイザーの違い

結論は仕事の範囲です。

「バイヤー」→仕入〜修正

「マーチャンダイザー」→調査・分析〜修正

それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

①バイヤーの仕事

主な役割は「仕入れ」です。

売れる商品をメーカー・問屋から安く仕入れ継続的に販売し続ける仕組みを構築するのがバイヤーです。

つまり、「既にある商品」からのスタートになります。

詳しく知りたい方はコチラ

②マーチャンダイザーの仕事

簡単に言えば「プロデューサー」です。

ゼロから市場調査、自社の販売状況を分析したうえで製造メーカーへ

 

つっしー
「この素材を使って、味はこうです。想定売価は100円。原価は60円以下。年間販売数は100万pです。納品は弊社物流センターへ午前2時までに。」

 

といったようにメーカーに対しても「最初から最後まで」関わっていきます。

つまり、「何もない状態」からのスタートになります。

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③仕事内容の比較

バイヤーがマーチャンダイザーの役割を兼務している場合もあります。

似ているのですが本質的な役割や求められるものは違います。

ある程度の会社規模で商品開発に力を入れているところは分業にしていることが多いです。

つまり「自社商品をしっかり開発していくんだ!」

という会社としての意思表明がされているということです。

正直、バイヤーにマーチャンダイザーの仕事を兼任させている時点で将来性がないと言ってもいいかも知れません。

なぜなら、ただでさえ仕事量の多いバイヤーが片手間で商品開発をしてもロクな商品ができないからです。

 

2、仕事の大変さ比較

僕の経験上での評価になります。

参考として店舗チーフも合わせて比較してみました。

仕事量と忙しさはバイヤー。難しさとプレッシャーはマーチャンダイザーです。

スピーディーに仕事をどんどんこなしていくのが得意ならバイヤーが向いているし、分析や調査を繰り返しながら着実に仕事を進めていくのが得意ならマーチャンダイザーが向いています。

 

3、得られるスキル・年収の比較

自分の経験や先輩社員のキャリア、専門書を参考にまとめてみました。

スキルについてはこの他にもたくさんありますが個人的に習得できたと実感しているものを3つ挙げました。良くも悪くも買い物をしているときに商品の成分表示や製造メーカーなどに敏感になります。

もしも、スーパーマーケットなどでやたらと商品を裏返して表示を確認しているスーツ姿の人がいたらバイヤーかマーチャンダイザーの可能性が高いです。

4、まとめ

いかがでしたでしょうか?

比較しながら整理すると違いが少し分かりやすくなったのではないでしょうか。

最後にまとめです。

1、メインの仕事はバイヤー=「仕入れ」マーチャンダイザー=「開発」

2、「大変さ」はバイヤー。「難易度」はマーチャンダイザー。

3、得られるスキルはバイヤー=幅広い知識と忍耐力。マーチャンダイザー=専門性と計画実行力。

4、年収はマーチャンダイザーの方が高い。

今回は以上です。

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